はじめて来院した時の記憶

いきなりですが

記憶力には脳の海馬という部位がよく知られています。

海馬以外にも、大脳皮質扁桃体というところも記憶には密接であることが脳科学ではあきらかになっているのですが、

東洋医学では記憶力の低下、すなわち健忘症や認知症といった症状には

五臓六腑の「腎(じん)」との関係が深いと考えます。

「腎」についてはコチラ↓の記事を参考にしてください。

東洋医学と女性の身体③

腰膝酸軟(ようしつさんなん)

先日、スタッフの一人と話をしている中で

「最近、物忘れがひどい」という話になりました。

しかし、その方は忘れっぽいは忘れっぽいと思うのですが、

興味のあることや昔記憶したことはちゃんと覚えているんです。

例えば昔のテレビ番組の「天才・たけしの元気が出るテレビ」の詳細とか(笑)。

だから心の中で私はそのスタッフを「天才」と称しています。

Daniel NebredaによるPixabayからの画像

つまり、覚えていたい記憶はちゃんと「長期記憶」として保存できているため、

見方によっては記憶力がいいのではないかと思ってしまうのです。

人間は膨大な情報を全て記憶しているわけにはいきませんから、

必要ないとジャッジされた情報はすぐに捨て、必要な情報だけ記憶しているようなイメージです。

hainguyenrpによるPixabayからの画像

かなり前置きが長くなってしまいましたが

実は私もこのような傾向があることに気づきました。(天才ではありません)

私は職業柄、クライアントのことはよく覚えている方だと自覚していました。

しかし、何年もみさせていただいていると

「先生にあの時治療してもらって助かったから・・・・」

「あの時はこれができなかったから・・・」

「ここは〇〇さんに紹介してもらって・・・」

時々このような会話の流れの中で、一瞬頭の中で

「???」がこだますることがあります。

しばらくすると思い出すのでギリギリセーフだと思っていますが

治療ではなくヘルスケアとしてお見えになっている方からは

かつて足を引きずっていたとか、肩が挙がらなかった、といったことがすぐに連想できなかったり

実際に自分が施術させていただくことでお役に立てていたことさえ忘れていることに驚きます。

いえ、

覚えていないというよりも

「想像できない」といった方が正しいかもしれません。

そのくらい元気になられていると、昔のことを忘れてしまっているのです。

ただ、クライアントは辛かったことを忘れるはずもありませんし

ちゃんと私が施術したことを覚えてくれていらっしゃいますから

ほんと人間の記憶って不思議なものですよね。

とにかく、元気な方が増えていて

痛みや不調に悩まされていたイメージが残っていないというのは

なんかすごーい!

なんて思ってしまいました(笑)。

だって素敵なことですよね。元気になったり回復できるのって。

だから今体調を崩されていたり、今までと違って不調から抜け出せない人も

なんとかいい方に向かうよう全力でサポートしていきたいと思っています。

またすぐに忘れちゃうと思うけどー。

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