気象と体調、事件・事故との関係

最近はセミナーでお話させていただく機会が続いていたのですが

その中で、

「最近物騒な事件が多い」

ということについて自論を展開していました。

この「物騒な」というのがポイントになるのですが

事件や事故は季節を問わず、年間を通じて発生しています。

しかし、気象と事件や事故との関連について

海外ではかなり研究が進んでいるようで

それらの報告によると

あきらかに気温の上昇とともに犯罪件数が増加しているといいます。

特に、知能犯といったものよりも

気象が体調や感情に影響を及ぼすことが考えられる

突発的な事件・事故の増加がみられるというのです。

気温の上昇はストレスホルモンの分泌が増えることによって凶悪犯罪につながると言われています。

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もちろん、季節や気象が体調に影響するという意味では

日射量が少なくなることで冬季うつになりやすくなるということも知られています。

しかし、気温や湿度の上昇から体調を崩す人が多いのもまた事実と言えるでしょう。

みなさんの回りでも、

この時期に体調を崩されている方も多いのではないでしょうか?

事実、日本においてこの10日間程度でも、

あきらかに残酷な事件・犯罪の報道が目立っています。

このようなことは何も東洋医学的な観点にとどまらず、

科学的な根拠に基づいてもっと生活者にわかりやすく伝えられていく必要があると思います。

(CDCや医師会の動向をみてると、「科学」という言葉を使いたくなくなりもしますが)

なぜなら

私たちは「知る」ことで、予防や対処法を講じることができるからです。

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もちろん個々によって体調を崩しやすい時期も異なりますので

自分の状態を観察しながら、上手にコンディショニングしていきたいものですね。

私はこの時期でもついつい食べ過ぎてしまう傾向があるので

十分注意していきたいと思います!

【参考文献】

・福岡義隆:気象・季節の感情障害への影響,地球環境 8(2), 221-228, 2003

・野村実広、他:東京都における気温上昇と犯罪件数増加の関係,生産研究 69(3), 171-175, 2017

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